Yoccoのブログ♪

yoccoの気まぐれ雑記♪

人生でやらかした大失敗①

リンゴのすり下ろし食べました。

お腹空いたので。

美味しい♪ 熱にはリンゴだわ〜。

さて。

日々何かしらの小さい失敗はやりまくっている私ですが。

大きな失敗も時々あります。

前述したオーストラリア移住のために、
浅はかな自分が考えたこと。

①オーストラリアで社員にしてくれる日本の会社を探す。
②米国公認会計士の資格を取る。(会計士は重宝されるし箔がつくから。日本のやつより簡単。)


どちらも、全くもって成功せず、お金と時間を費やしました。

だからと言って無駄だったわけではない。
(そう願いたい)

さておき。

まず作戦①
海外に行って社員になる、それほどレベル高いことはありません。よっぽど英語が出来るかつ特殊能力がないとまず無理。だって現地の高学歴の人でさえ適当な英語学校の講師とかしてますから。

なんで可能性としては、日本でオーストラリアと取引したり何らかの関係があって永住ビザを持っている私を雇ってくれそうな所を探すのが近道だと思いました。

まずは適当にネットで検索。
当時パソコンなかったんで、図書館で無料で借りてやってました。いや〜なんかいい時代でした。

そしたら、見つけたんですね!

それは海外ウェディングの会社。
オーストラリアをメインに当時流行っていた海外ウェディングと新婚旅行をプロデュース。

当時はウェディングドレスを日本で選んでいくのが定番。今もそうなのかな〜。

なのでまず仕事としては、フィッテングといってドレスをその人の体型に合わせて綺麗に着せてあげること。まぁ、半分営業。

結婚が決まり、ラブラブなカップル。
大きな鏡の前で白いドレスに身を包めば、もう気分はすっかり海外ウェディングでしょーよ。

もう、この会社。
今で言うブラック企業そのもの。

結果的には二ヶ月で辞めました。笑

外資本なのに、バリバリの部族社会みたいな人間関係。

ハーフの社長(部族の長)筆頭に、No.2のお局マネージャー。この人がまた厳しくて大変。その下は社員で、他ほとんどは私のようなパートみたいな感じ。完全な序列制度。

この会社の面白い所は、併設してドレスを作る工房があること。パートのおばちゃんの職人さんたちがせっせとドレスを縫っていました。

ひとり素敵な社員の女性がいて、私を可愛がってくれたのですがある日突然素っ気なくなりました。
きっと何かマネージャーに注意されたのだと思います。

ドレスフィッテングの仕事もぶっつけ本番。

ある日、相手の男性のスーツを選ぶことになり、まったくやったことも教わってもないので私はてっきりマネージャーが見本を見せてくれると思っていました。

ところが、マネージャーは完全に私に丸投げ。

あんた。
男性の客はどうでもいいんかい!

私今日はじめてなんですけど!

そう訴えた私に言い放たれた言葉を、
私は今も忘れることができません。

ここは、戦場なのよ!

戦場って、あんた‥。
このシチュエーションで使うか、それを?

もう、なんかふっきれましたね。

こりゃ、ダメだ。

いくらオーストラリアで社員にしてくれてもこれ以上関わってはいけない!

腹の底で恐怖を感じました。笑

まぁ、結局そう言い放たれた私はなんとか男性客に応対するしかなく、なんとか適当にスーツを決めてもらったのでした。

あの時、たしかにへぇ〜意外とやればできるんだと思ったので今は鬼マネージャーに感謝しています。

同期で入った仲間もいました。

1人は可愛子ちゃん。若くて純粋でクリスチャンで、いい子でした。確かマーガレットってクリスチャンネームだった。日本人だけど。

彼女がある日珍しく休みました。
聞けば嘔吐と下痢でトイレから出られないとのこと。そりゃそうだ。こんなストレス溜まる職場にいればね。

もう1人は、困ったちゃん。
いい人なんだけど、仕事ができない。
最初はフィッテングを一緒にしたけど、本当はドレスを作る方に行きたいみたいでした。職人さんタイプですね。専門に縫製の勉強していたので、私は自分の着なくなったワンピースをスカートにリメイクしてもらいました。今でも持っています。

向いてない営業っぽい仕事は大変そうだったのを覚えています。

そして、私!
前日に旦那が作った豚の冷しゃぶに火がちゃんと通っておらず軽い食中毒になったにも関わらず!
仕事休むとなんかヤバイから行きました。
一日中気持ち悪かった。

つまりそんな辛い状況においても、休みたいと言いづらい。そんな会社でしたね〜。

今でもあるんかな〜あの会社。
コロナで大打撃どころかほとんど無理でしょうね。その前にあんまり海外ウェディングも流行らなくなったし。

やり手の社長とマネージャーで他のビジネスしてるかもね。

マーガレットも困ったちゃんもどうしてるかな

マーガレットは結婚して普通に暮らしてる気がする。

困ったちゃんは根性あるから、意外なことをしているかもしれない。

あまりに濃い二ヶ月だった。

そうそう。

そもそも、私ウェディングドレスに全くもって興味なかったんだっけ。笑

この経験から得た教訓。

心からやりたいことでないと続かない。

計算高く行動したことはうまくいかない。

今は笑い話。

無駄な経験なんて1つもない。

そこから学ぶことさえ、できれば。