ショーン・オブ・ザ・デッド
これ、ドーン・オブ・ザ・デッドの洒落なんだと思いますが。笑。
そっちは見たことないんだけど。
あんまりゾンビものとかスプラッター系がすきじゃないので‥。
でもこれはサイモン・ペッグとニック・フロストの仲良しコンビが作っているし、一度見てみたかった。
この2人が組んで作った映画で一番最初に見たのは、宇宙人ポール、でした。
あまり期待しないで見たのにすごく面白くてあまりに好きになってしまい、メイキング映像が入っている特別輸入盤を業者に注文して手に入れたほどです。
冴えない2人組が、極限状態の中でなんとか切り開いていきながら、シュールでコメディタッチの展開に時々不変の真実が垣間見える。
なんともこの絶妙なバランスと皮肉な感じが私は好きなんです。イギリス人らしいよね〜。
アメリカ人には出せないこの感覚。
イギリス人のメンタルは日本人に通じるものがあると思います。同じ島国だからかな。
アメリカとか大国やヨーロッパみたいに色んな国が混ざってるメンタルとは何か決定的に違うものがあるのを感じます。
パニック映画なんだけど、ヒューマンドラマが貫いている。とてもうまく作られた質の良い映画です。ハラハラドキドキして感動した。
ハリウッド映画のいかにもな大作より、私はこっちの方が100倍好きです。
B 級映画っぽいのに、ビル・ナイが出てたり、ホビットのマーティン・フリーマンがカメオ出演してたりして結構豪華です。(ホット・ファズにも出てたね!)
きっと監督や彼ら2人との個人的な交流があるんでしょうね!
しかし冴えない役をやらせたらピカイチな2人!
そういう映画がどうか無くなりませんように!