オーストラリアでデブとなる
太りやすい体質です。
中年の今になるまで、やせてるね、と言われたことは一度もありません。
チビのぽっちゃりタイプです。
オーストラリアにワーキングホリデーで行く時は、それほと太ってなかったと思いますが。
滞在していて、みるみるデブになっていった。
だって、なんでも美味しいんだもん!
ワインは美味いわ、食材が美味いわ、各国の移民がやっているレストランが美味いわ!
持ってきた服が着れなくなっていきました。笑
それでも、向こうの人って日本人よりも太っている人も多いし、それほど目立つわけじゃなかった。
自分も、まだまだこれくらいなら大丈夫でしょ!と見て見ぬふりをしてました。
いや、相当デブでしたが。笑
Tシャツからお腹の肉がはみ出てた。欧米人の太り方になってたわ〜。
滞在したのはシドニーだけだったのですが、
本当になんでもおいしかったです。
色んな国の料理のレストランも、手頃で、アメリカのようなチップの風習もなくて入りやすい。
そしてオーストラリアではレストランがお酒を出す権利を得るのが難しいらしく、お酒を飲めない店がほとんど。
そのために酒屋で好きなお酒を買って持ち込むのが普通でした。
だから酒屋さんが充実している!
ワイン大好きな私は常にウハウハ♪
珍しいニュージーランドのワインなんかも普通にあって、特に白が美味しかった〜。
タイ料理のレストランは特にたくさんありました。その頃流行ってたのかな。
どこも美味しいのだけど、甘い。
何にでも砂糖がたっぷり入っている。
辛いものに慣れないオージーのためなんだろか。
それがわたしには辛かった。
ひとつ私のお気に入りのタイ料理店がありました。
テイクアウト専門で、目立つストリートではなくビルの上に確かあったような気がする。
お客はタイ人がほとんど。
体調崩すと、よくそこにテイクアウトしに行きました。ここは砂糖はそれほど入ってなくて、新鮮な材料で本当に美味しかった。
酒好き、グルメの私が太らないはずがない!
帰国して、旦那のお母さんの一声が、
あら、太ったわね〜。
でしたもん。
家で料理もよくしましたね。
スーパーでの買い物の他、日曜日になると開かれるチャイナタウンの大きなマーケットに買い出しに行きました。
色んな珍しい野菜があったり、面白かったなぁ。私はどんな国のマーケットも大好きです!
あんなワクワクするところはない♪
マンゴーを見つけると即買い。
大きくて、甘くて、安い!
今でもあれよりも美味しいマンゴー食べてないです。
お肉は専門の肉コーナーの出店で買う。
よく買ってたのはそこにしか売っていない鶏の足の先っぽ。足だけ。爪も付いてる。結構グロテスク。
でも、コレ。
安いうえにめちゃくちゃ美味しいの!
一時期フラットを借りていたインドネシア人に教えて貰いました。
爪のついている指先だけナタでパーンパーンと取り除いてから食べる。このパーンとするのがやたら快感だったのを覚えています。危ないな。
足の皮がプルプルのコラーゲンになり最高!
よくスープにしてました。
日本では見かけない。
みんな中国に輸出しちゃうんだって。
美味しいのに〜。
食べ物が美味しいのも、ここに永住したいと思った理由の1つですね。
あ、思い出した。
ひとつだけ、不味いもの。
それは、ケーキ。
ストリートの素敵なカフェのショーウィンドウに美味しそうなケーキが並んでいる。
ボリュームも申し分ない。
ふらふらと入って注文しようものなら。
後悔すること間違いない。
砂糖しか入ってないのか?と思うほど甘い。
味の深みが全くない。
一度失敗してからは、いつも食べたいなぁでも不味いしなぁと残念に思いながらカフェを通り過ぎてました。
今はどうなんでしょうね。
もう20年前のことだから、スィーツも進化してるだろう。
またいきたいなぁ。
今度行ったら失敗覚悟でケーキ食べよう♪