Yoccoのブログ♪

yoccoの気まぐれ雑記♪

インドへの旅⑧Day5

カイラーサナータ寺院。

 

開けた広場に立つ開放的な寺院でした。

回りには緑が多く、美しい景色。

綺麗な色のインコが飛び回り、地元の人がヨガマットを抱えて朝の練習に来たりしていました。

 

この寺院には何度か連れて行ってもらいました。印象に残っている寺院です。

 

ある日、早朝からこの寺院で瞑想できることになりました。

 

まだ暗いうちから寺院に入れてもらい、私たちは座らせてもらいました。

 

この時の忘れられない思い出!

 

仲間の1人の子が、洗濯してまだ乾かない服を着て来ていました。

インドと言っても早朝は結構寒い。

薄着でしかも濡れていると本当に風邪をひきかねない感じなのです。

 

私はわりと用意周到なので、常に綿のストールを持ち歩いていました。

なのでそれを貸してあげるし、はおりなよと渡そうとする。

 

なぜか彼女はそれを拒む!

 

いいから、大丈夫!

ダメダメ、寒いから!

 

そんな応酬を繰り返した後、

こりゃ口で言ってもダメだと思った私は

彼女の前にストールを放り投げた。

 

いくらなんでもこれで受け取ってくれるかと思いきや、

彼女の方が一枚上手。

 

それを放り投げて返してよこした。笑

 

そこまでしたら、さすがにもういいか。

 

苦笑いであきらめた。笑

 

その応酬が面白かったらしく、

 

彼女は、

もう、なにこれ〜ちょっと面白いから誰かビデオ撮って〜!と叫んでいた。

 

後で、あの時はありがとね、と言われた時

親切を受け入れてもらえなかった私はちょっとすねて、

もう、お前とは口を聞かない。

などと言ったらシュンとしてた。

 

冗談だよ。笑

 

そんな彼女の後ろ姿が綺麗で思わず写真に撮ってしまった。

 

私にとっては、この寺院の何よりも楽しくて素敵な思い出です。

 

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イギリスで見た映画

と、言ってもロンドンに滞在してたからロンドンで見た映画の話。

 

ロンドンでもよく映画見てました。

 

ロンドンはやはり文化のレベルが高い。

アート系の映画があちこちで見れた。

大きな映画館のいわゆるハリウッド映画的なものは全く見なかった。

 

古い小さな映画館があって、たぶん結構有名なんだろうけど、そこでは3本立てとかで見れるんですね。今はどうなんだろ〜。

 

ヴィム・ヴェンダース三本も見るとちょっと頭おかしくなりました。笑

最後の映画とか疲れてもう覚えてない。

 

その時にすごくイギリスで流行っていた、

トレインスポッティング

も見ました。

これは、シェアしていたフラットのオーナーのブラジル人ヴァグナーが誘ってくれたから。

 

そうでなければこんなマニアックな映画知るよしもなかった。

 

そして、とにかく、まったく英語がわからなかった。

舞台がスコットランドなので、訛りが強い上にスラングばかりで意味不明でした。

 

が、その映像はすごかったし面白かった。

意味がどうの、ではなくその世界観がすごかった。意味わからなくても充分楽しめました。楽しめた、というとちょっと語弊あるけど。

 

音楽がカッコいい映画ですよね。

 

あと忘れられないのが、

タイトル忘れてしまったのだけど、親を亡くした少女が鴨の群に気球をつけて空を飛ぶ話の映画。ファンタジーではなくて現実的な話。

細かい所は覚えてないのですが、とても感動したのです。確か日本でも見れるはず。

 

他にも見たような気がするけど、なんたって20年以上前だし忘れてるかな〜さすがに。

 

それとも思ったより映画館で見てなかったのかな。

 

そうそう、トレイン・スポッティングてどう言う意味?とヴァグナーに聞いたら、

鉄道のことを覚えたりする鉄道マニアという意味と教えてもらったのだけど、それとどうこの映画が関係するのだろう?と今だに謎でした。

 

調べたら、鉄道マニアという意味だがエジンバラ麻薬中毒者が鉄道の操車場を溜まり場にしていたので、その暗喩だそう。

 

なるほどね〜。

イギリスで長く暮らしていたヴァグナーでも、暗喩までは知らなかったんだろうな。

 

今でもあるのかな、あの古い映画館。

イギリスなら残ってそうですね。

 

インドへの旅⑦Day4

いよいよマスターの故郷カンチプラムに到着。

 

ホテルに荷物を置いてから、

マスターが子どもの頃から遊び場にしていたという寺院に連れて行ってもらいました。

 

シュリエーカンバラナータル寺院。

シヴァ神と妻のパールヴァティ女神を祀る唯一の寺院だそうです。

 

カンチプラムという街の名前は、神が創造した街という意味なのだそう。

この寺院も有名で、ポンガルのためたくさんの参拝者が訪れていました。

 

この寺院の奥に、一般の参拝者は入れない場所があり、そこは千本の柱がそそり立つ広場で有名です。映画ロードオブザリングを見たことがあれば、ドワーフの地下坑道の壮麗な柱のシーンを思い浮かべてもらえればイメージが湧くと思います。

 

その場所でマスターはヨガを学びながら、ぶらぶら歩いたり昼寝をして1人ですごしていたそう。後年誰も整備しないその場所に寄付して綺麗にしトイレを治したりしました。

 

そのおかげで私たち生徒は、そこで過ごしマスターやマスターの友人の素晴らしい先生たちの講義を受けることができました。

 

インドはその時期冬ですが、日中は初夏のような気候で爽やかな風が吹き抜けていく居心地のいい場所です。

 

インド滞在中、たくさんの寺院に連れて行ってもらいましたが、あえてどこが1番よかったか?と聞かれれば私は迷いなくこの千本柱の広場と答えるだろう。

 

あそこに戻りたい。

何故かとても強い郷愁にかられてしまう。

初めて行った場所なのに不思議です。

 

そして、もう一つ素晴らしい寺院へ。

 

ヴァインクンダベルマール寺院。

 

ここには天国の門があって、それは1年で一日だけしか開かない。

 

訪れた日がその日で、しかもその門に入り横たわるヴィシュヌ神を見ることはほとんど不可能とされているはずなのに私たちだけ特別に見せてもらえた。

 

マスターもマスターと同行した素敵な声のシャリダー先生も本当に幸運だと言ってくれた。

シャリダー先生は地元で生まれ育ち今も先生として活躍されているのに、そこに入ったのは初めてだと言っていた。その価値を充分に知る先生が1番興奮していたかもしれない。

 

なぜなら私には正直その凄さがわからない。

 

すごいんだな〜と圧倒されてはいても、その幸運の大きさが理解の範囲を超えていた。

 

今思い返していて、それは自分がこの世に生を受けていること、とも通じるかもしれないと思います。

 

生きている、

それだけで毎日、一瞬が奇跡なのに。

それに気づかずに日々同じことの繰り返しのように感じてしまう。

 

そのことの本当の素晴らしさ、貴重さ、意味を知って生きていけるためにヨガを学んでいるのだなと感じました。

 

本当に素晴らしい感謝の日々でした。

 

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オーストラリアで見た映画

と、言ってもシドニーに滞在してたから正しくはシドニーで見た映画の話。

 

シドニーでも色々映画見ましたねー。

 

ハリー・ポッターと賢者の石を見たのもシドニー。字幕なしで見たけど、なんとか理解できて楽しめたのは嬉しかったな。

 

ロード・オブ・ザ・リングを見たのもシドニーでした。こちらはハリーのように簡単には理解できず、というかほとんどわからんかった。

 

映像もいいし、感動したんだけど、どうしてもラストの展開が理解できず、思わず隣の人になんでああなったの?と聞いたら、

 

日本に帰ってもう一度字幕でちゃんとみた方がいい、と言われてしまった。笑

 

ネイティヴの人にとっても簡単な内容ではなかったのかもしれない。

 

オーストラリアは地理的にアジア圏なので、アジア系の移民や学生が多いです。

 

中国、韓国、日本をはじめインドネシア、マレーシア、タイなど。

滞在中にアジアンフィルムフェスティバルがあって、毎日アジアの映画ばかりやるお祭りがありました。

 

そこで見た映画はどれも面白かった!

 

まずチャウ・シン・チーの

少林サッカー

映画をみてあんなに大爆笑したことはそんなにないかも。

 

あとタイトル覚えてないのですが、マレーシアの映画がよかったです。

マレーシアは他民族国家で華僑、インド系、マレー系の若者がそれぞれの立場から青春を過ごし国や文化の違いをどう乗り越えたらいいのかを問う少し社会的な内容でした。

私にとってそれまでそれほど身近に感じたことのなかったマレーシアに興味をもったのを覚えています。

 

あと日本の映画もやってました!

 

深津えりが出てるやつで、これもタイトル忘れてしまった。面白かった。

 

そして忘れられないのが、

リング

なんでオーストラリアに来てまでホラー?

 

私はホラーがあまり好きではない。

たまたまチケットを2枚もらったので、半分イヤイヤながら見に行った。

 

いや、怖かった…。

 

内容そのものは出来が悪いとかではなくて、とにかく井戸とかそういうのが怖かった。

 

外国にいるのに、井戸なんてないのに、日本人として刷り込まれている恐怖感に働きかけてくるってこういうことか。

 

旦那と見に行きましたが、あまりに怖くて帰り道パブによってビール飲んでから帰りました。

そのまま家に帰るのがイヤになる程怖かった。

 

それ以来、2度と見てません。リング。笑

 

外国で見てもこれほど震え上がらせるって、すごい。

 

日本は映画が高いですよね。

もうちょっと安く見れるといいんだけどな。

1000円くらいで!

インドへの旅⑥Day3

この辺はちょっと記憶が曖昧。

 

自分の撮ってきたiPhoneの写真(インドへ行くから携帯をPHSからiPhoneに変えたのだ)を見返したり、Facebookグループの投稿を見返したりしても思い出せない。

 

とにかく、もう毎日が新鮮と驚きで自分が処理できる能力を超えていた。

 

この日は、チェンナイ空港からバスでマスターの故郷のカンチプラムに向かう途中のホテルから出て、いよいよ到着した日なはず。

 

途中で色々な所に寄ってくれたので、もう何が先だか後だか覚えていない。

 

私は小さいノートをいつも持ち歩いて、マスターの言葉やそれぞれの寺院の僧侶の説明などを簡単にメモしていた。

 

それがこの日はすっぽり抜けている。笑

 

3日目で少し疲れてきていたのかな。

 

夜に行ったどこかの寺院。

綺麗なブルーにライトアップされた寺院をバックにみんなで記念撮影。

 

そうそう、なぜマスターはこの時期に私たち生徒をインドに連れて行ってくれるかというと。

 

この時期はインドの新年のお祭り(ポンガル)で、本当に全土で色んなお祭りや儀式が行われているから。

 

綺麗に着飾って寺院を訪問するたくさんの人々。

地元の人たちは、それこそ長い列を作って並び神様に会えるのを待っている。

 

私たちは外国人で、しかも信奉者でもないのにマスターの顔(とたぶんいくばくかの寄付)で特別な通路を使わせてもらい、彼らをすり抜けて待たずに参拝させてもらえた。

 

しかも一般の参拝者が入れない場所や、見れない物を見せてもらえたり、寺院の高位の僧侶の話を特別に聞かせてもらえたりした。

 

本当に本当に貴重な体験でした。

 

これもすべてマスターが手配してくれたから。

 

それも簡単なことではなく、マスターの友人たちが何ヶ月も前から粘り強く交渉してくれたからだと後で聞いた。

 

前日まで無理だと断られていた所もあったそう。

 

そんな苦労に報いることができるようなものを私は受け入れることができただろうか。

 

わからない。

 

わからないけれど、この旅が私の心に一生残ることは間違いない。

 

この一度のインドへの旅が、私のこれからのヨガの学びに一生貢献してくれることも間違いない。

 

行って、訪れて、体感して、経験したこと。

見たもの、触れたもの、感じたもの、嗅いだ匂い、味覚に触れたもの。

 

それら全てが、私の血となり肉となる。

 

帰国後、すぐにコロナの影響で海外に行けなくなってしまった。

まさか一年後まで同じ状況(どころか悪くなってる)とは思っても見なかった。

 

だから、余計思うのです。

 

あの時、本当に行けてよかったな、と。

 

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インドへの旅④驚愕のインド料理!

1日目の夕飯。

 

マスターは事前に準備してレストランを借り切ってくれました。そりゃ80人もいればいきなり入れないわな。ちょっとした披露宴レベル。

 

それだけでなく、わざわざ他から料理コーディネーターのような女性を雇って下さり、その方の監修の元、私たちに振る舞ってくれたのです!

 

なんと丁寧で周到で豪華なおもてなし!

 

その料理の、なんというか、すごいこと!

 

めちゃくちゃでかい大皿に何種類ものカレーやビリヤニ(インド風ピラフ)、見たこともないものばかり!

 

しかも、その大皿は1人分!

というのも、それはあるとても大食いの神様に捧げられるものだからなんだそう。

もちろん私たちは各テーブル4人で分け合って食べましたが、次々に他にも追加で来るので食べきれなかった〜。あー、幸せ!

 

そして、どれも本当に美味しかったです。

 

最後はデザートまでついてきた!

 

マスターは、僕がインドにいた時はこのデザートが大好物だったんだ!と嬉しそうにしていました。

 

その味は、日本の贅沢なデザートに慣れた私には少しサッパリした味でした。昔のラクトアイスを思わせるようなそんな感じ。それほど洋菓子を食べ慣れていなかったマスターにとってはとても美味しいものだったのだなぁと思う。

 

贅沢できることが、幸せとは限らない。

 

インド滞在中で1番豪華で美味しい夕飯でした。

 

一生に一度でも、こんな素晴らしい料理が食べれれば本当に幸せ♪

 

また行きたいなぁ。

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今夜はビートイット♪

言わずと知れた、マイケル・ジャクソンの名曲。

 

これね、中学生の時のフォークダンスの曲でした。学生祭みたいなやつの時の。

 

確か他にはフットルースとかBOØWYのNO,NYもあったな〜。まさに80年代!

ちょっとヤンチャな先輩たちがカッコいい振り付けを考えてくれた。

 

それを校庭で全校で踊りました。

お決まりのフォークダンスオクラホマミキサーなんかと一緒に踊ります。

 

そのオクラホマミキサーでは、男子と女子がペアで踊るんですけどね。

 

私は隣のクラスに好きな男の子がいて、同じ体操部だったんですけどね、体操が上手くて可愛くてカッコよかったの!

 

彼と踊りたくてね〜❤️

 

確か彼とは踊れなかったけど、近くになって言葉を交わしたのを覚えています。

 

彼:ビートルズ知ってる?

私:知らない。

彼:え〜、知らないの?

 

みたいなたわいのない会話。

 

そんな会話でも、超嬉しかった!

 

そして、なぜかこの今夜はビートイットを聴くと中学生のあのフォークダンスを思い出すのです。

 

可愛い、恋の思い出を。