Yoccoのブログ♪

yoccoの気まぐれ雑記♪

木綿のハンカチーフ

ロンドンに行く時に、

私は5年つきあった彼を日本に残していました。

彼とは本当に気が合った。
何時間でも長電話できた。

この世に彼しか私をわかってくれる人はいない、と本気で思っていました。

しかしあまりにも彼を頼りすぎて、怖くなっていたのもあったと思います。

だから、私は遠くへ行ったのかもしれない。

ロンドンで暮らして最初の頃は、
日本の彼によく電話して、時間を惜しんで話していた。

けれどあまりにも違う生活と、エキサイティングな毎日。

こちらが昼だと、日本は夜。
時差は人の気分に影響する。

写真講座の先生に恋もしてしまい。

私の心はだんだん離れていきました。

そんな時に送ってくれたクリスマスプレゼント。
素敵なピアスとネックレス。
よく私の好みをわかってくれてる。

でもなんか辛かった。
素直に嬉しく思えなかった。

お返しに街で見つけたスターウォーズの映画の1シーンが描かれた綺麗な絵皿を送りました。

心はなんとなく重かった。
罪悪感でいっぱいだった。

イギリスの郵便局では、日本の郵便局のように細々と色々世話を焼いてくれません。

窓口も少なく散々並んだ上に冷たく対応される。凹みます。笑

プチプチなんていうものもなく、
でも買ってすぐにとにかく送ってしまいたい私はなんとか適当に包装してしまった。

案の定、彼が受け取った時は割れていたそう。

それが私たちの関係を象徴していた。

ロンドンから戻るころ、逆に彼に心が戻り会いたさが募ってきた勝手な私。

私がいないことに慣れた彼は、ほかに好きな人ができ帰国後に振られてしまった。

さっきラジオから流れてきた、
太田裕美木綿のハンカチーフ

付き合う前に、元カレに振られた私を慰めるためにカラオケで歌ってくれたっけ。

シンガーソングライターを目指していた彼。
彼の声は本当に特別で素敵だった。

今聴いたら、それはまるで私たち。
彼と彼女は逆だけど。

今はお互い家庭を持ち、交流もない。

時々無性に話したくなる。

どうか、お元気で。

いい人と時を過ごした。

青春の思い出。

にしても、振られてばっかりだな!私!笑