ターニングポイント②
ハッと思い出したこと。
それはヴィパッサナー瞑想。
お釈迦様が2500年前にされていたと伝えられている瞑想法です。
ロンドンで出会って、それを実践しているメキシコ人の素敵な女性が教えてくれました。
その人があまりにも落ち着いていて、素敵なのでこの人がやっていることをやってみたいと感じていました。
日本でやっているかわからなかったのですが、何とある日、
旦那の弟君が教えてくれたのです!
彼は世界をバックパッカーで巡って帰ってきた所でした。
京都の田舎にあるセンターで10日間籠る瞑想のコース。
やることなすこと裏目に出て、うまくいかない私はとりあえず行ってみることにしました。
つまり、ターニングポイントとは瞑想。
瞑想なんてカッコよさそうですが、
実際そんなことができるはずもなく、
もう身体痛いわ、じっとしてられないわ、
一瞬ですが、自分の中の深い闇を覗き込み
心底吐き気がするくらい怖かった。
でも10日間が終わる頃には、
本当にスッキリしていました。
自分の目的は何なのか、
迷って答えが欲しかったのですが。
答えそのものは得られませんでした。
そのかわり得たものは気づき。
自分はなんて自分勝手だったんだろう。
移住のためにやっている全ては、
ただ、ただ、自分のキャリアのためだった。
一緒に行く旦那のことはちっとも考えることなく。
キャリアウーマンになってカッコいい自分になりたかった。
向いてないのに、無理してイメージ通りにしようともがいていた。
そりゃ、うまく行くはずないわ。
どうして、もっと環境のことを考えなかったのだろう。
その頃エコロジーという言葉が流行り出して、
エコ・レモンというブログをやってました。
結構お友達もできて楽しかったな♪
自分のことしか考えてなかった。
という気持ちが芽生えたのは、
本当に瞑想コースのおかげでした。
今でも、基本エゴイストです。
一生、自分が他者のためだけに働けるようになろうなんていう気はまったくありません。
いかにそのエゴイストの厚い皮を、
今世の間に少しずつはいでいけるか。
ヨガはそのためにあると思います。
そして、また新たな出会いが‥。
続く