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インドへの旅⑨Day6

アンナダーナマザーテレサの家

 

その日は、特別な日でした。

 

午前中は、ポンガルの豊穣のお祭りへ。

 

そこでは1年に一度の壮麗なパレードがあり、

牛に引かれた神様や、高い竹馬のようなものに乗ってピエロのような格好で歩く人、虎のコスプレをしている人たち(もちろん単なる仮装ではなく)、その他様々な人々と一緒に地元の人が一緒に歩いて行く。かなり大きな規模のパレードでした。

 

それが見れただけでも幸運でしたが、

さらにその後にすごいことが待っていた。

 

それは、アンナダーナ

食べ物を寄付する、という意味ですがそれは単なる寄付ではない。

 

行為としては、あらかじめ用意してもらったたくさんのカレーやキチャリ(インドのお粥)を道行く人の誰にでも無料で配るというもの。

 

しかし、その行為は相手のためではなく自分のためにするという意味がある。

 

神様が与えてくださるお米には、一粒一粒自分の名前が書いてある、と教えてもらいました。

一生でその名前が書いてあるお米しか食べることはできないのだと。

そう思えば、お米一粒と言えど無駄にはできないな〜と感じました。

 

午後は、マザーテレサの家へ。

ここはマスターが個人で寄付をして、運営をお手伝いしている所だそうです。

 

ここには、主に精神疾患で1人では生きていけず家族にも面倒をみてもらえない、という言わば社会の1番の弱者といっても過言ではない人々がいる。

 

彼らは放っておけば死んでしまっていたであろう人々。

 

そういうたくさんの人々を助け、看取っていたのがマザーテレサという人だったんだなぁ。

そして彼女はそうしようと思ってやっていたのではなく、そうしないではいられなかったのではないだろうかと感じた。

 

知識として知ってはいても、実際にその現場を見れたこと、彼ら入所者にこの手で食事を与えさせてもらったこと。与えているようで、実は与えられているのは自分だったということ。

 

私は何を与えてもらったのか。

 

一言では言い表せないその思いを、この先の人生において勇気という形で思い起こすことだろう。

 

与えることの本当の意味。

 

それを深く印象付けてくれた1日でした。

 

この体験をくれたすべてに感謝です。

 

追記:

写真はパレードで着飾った可愛い女の子。とてもシャイでなかなか写真撮らせてくれなかった!素敵なドレス。よく似合っていますね♪

 

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